[記事474] 二重人格

二重人格は、悪いイメージで捉えられがちだけど
本当にそうだろうか?

確かに、裏表がない人といると、安心する。

でも、裏表があるから悪い、とも思わない。

何でも思ったことを口にして、人を傷つけるぐらいなら
お腹の中に溜めておいて、他所で毒を吐いた方が、
よっぽどマシなこともあるからだ。

心をオープンにすると良いとは、よく言われるけど
実際は、時と場合そして相手にもよる。

もちろん、秘密はない方がラク
持ってしまった時には
話してラクになりたい衝動に駆られるけど、

それを聞いて傷つく人の前で言うのは
正直というよりは幼稚だ。

必ずしも正直な人が優しいとは限らず
裏があったり、秘密があるからこそ、
バランスを取るために、人に優しくなれることもある。

明るい人にも影があり、
ネクラな人にも明るい時間はある。

弱そうに見えて芯の強い人がいて、その逆もいる。

優しく人当りのいい人が、陰で意地悪していることもある。

健康で長生きの人に意地悪が多いのは
自分の中の毒をうまく吐き出せているからだ。

生きるのに必要なのは、このバランス。

だから、私もバランスを取りながら生きている。

普段は温厚でも、腹が立った時には包み隠さずに出す。

それがいいとも悪いとも思わないが、
周りの期待は裏切るものだと思っている。

矛盾する人格は、誰の中にもあることなので
死ぬまで付き合っていけばいい。

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