[記事114] 最後の教室

奈良県天理市から発信しています。
コアマインド開放
心理セラピストのADOです。

昨日は13年5か月続けた
公文式教室の最後の日でした。

コロナウィルス騒ぎで
最後の1ヵ月は
変則的な運営になってしまいましたが

終わりよければ
すべてよし!

いい最終日になりました。

はじめは
みんないつも通り
淡々と学習していたのですが

途中から
だんだんテンションが高くなっていくのが
感じられました。

たぶん
わたしが少しずつ落ち着かない気分に
なっていったので
それが伝わったかな
と、思います。

「この教室がなくなったら、
この部屋はどうなるの?」
と聞く子がいたり、

学習したプリントの半数以上が100点だったら
シールを渡していて

それが5枚溜まったら
アメ1個と交換していたので

「次に行く教室では
 シールはもらえないの?」
と聞く子がいたり

みんなの中で
この日が最後と意識し始めると
落ち着かなくなっていくようでした。

教室に来てすぐに

スタッフとして
入ってくれている先生と
指導者のわたしに

プレゼントを渡してくれる姉弟がいました。

「先生たちと会えなくなるのは
 寂しい」

そう言って
手渡してくれた
小さな手提げバッグの中には

折り紙でできた朝顔や手裏剣や消しゴム
そして
これまた折り紙でできた算数の解答書が
入っていました。

すべて手作りの作品と
これまでの思いを綴ったお手紙。

その子たちの真っすぐさと
それを応援するお母さんの温かい思いが
詰まっていて

それを見たら
いろいろな思いが
よみがえってきました。

今日は絶対に泣かない
という決意が
ぐらつきそうになりましたが

なんとか踏みとどまり

最後のひとりまで
笑顔で見送ることができました。

生徒によって
うちの教室に滞在していた長さは
まちまちです。

5年を超える子もいれば
1年に満たない子もいて

関わってきた年数に違いはありますが

どの子も
ここまで
それぞれの歩幅で
進んできてくれました。

調子が乗らないとき
低迷するときがあっても

その度に
お家の人と連携しながら
二人三脚で乗り越えてきました。

どうしても遊びたい
勉強しに来るのが面倒だ
というときもあったと思いますが

今もこうして続けていられるのは

学力も精神面においても
成長できた証拠だと思います。

そんなみんなを
素晴らしいと思うし

ここまで信じてついてきてくれたことに
心から感謝しています。

そこで
わたしからの最後の贈り物は

教室で撮った顔写真に
一人ひとりに当てて書いた
メッセージ入りのカード


みんなが楽しみにしていたアメ^^

そして
ハグでした。

メッセージカードには

うちの教室で頑張っていたときの自分を
あとから
思い出してもらえるように

教室での学習の様子や
出来たことについて書き

それと
もっと伸びていくためには

どこにフォーカスして
なにを課題に取り組めばいいのかを

その子に合わせて書きました。

今はわからなくても
あとになって
気づいてもらえたら
それでいいと思って。

そして最後に
教室を出ていくとき
一人ひとりとハグをして別れました

それぞれの成長を
肌で感じ
その記憶を焼きつけながら。

それから
お花を届けてくれた
仲間の先生、OBの先生、事務局員の皆さん
本当にありがとうございました。

皆さんがいなかったら
ここまで教室を続けることは
難しかったと思います。

これからは
違うフィールドになりますが、

お互いに頑張っていきましょうね。

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