[記事86] 決心
奈良県天理市から発信しています。
心理セラピストのADOです。
わたしは
現在
セラピストと公文教室の指導者を
かけ持ちしているのですが、
セラピスト一本に
専念しようと思い
この3月末をもって
教室を手放すことにしました。
これまでついてきてくれた
生徒や
理解と信頼を寄せてくださった
保護者の顔が目に浮かび
なかなか
決断できずにいたのですが、
中途半端に2足のわらじを履いて
生徒にも
クライアントさんにも
集中できずにいるよりは
信頼できる指導者に
生徒たちを託して
わたしは
セラピスト業に打ち込もう
と、腹をくくったわけです。
昨日が
教室閉鎖のお手紙を送ってから
最初の教室の日でした。
まずは
困惑するお母さんからの
メールの到着をかわ切りに
緊張の一日が始まりました。
いつも通り
平然と学習する子どもたちもいれば、
当惑の色を隠せない子どもたちもいます。
「先生、どうして辞めちゃうの?」
と聞く子には
その子にも
できるだけわかるように説明します。
「大丈夫!先生がいなくなっても
みんなのことを見てくれる
新しい先生を紹介するからね」
ある男の子が
とっても落ち込んでいるので
その理由をきくと、
「前に隣の部屋のポストに落ちてたスタンプカードを
入れたら、隣のおばさん、めっちゃ怒ってたこと
あったやん。だから、オレのせいで教室続けられなく
なったのかと思って…」
というのです。
思わず笑っちゃったし
胸が締めつけられました。
子どもの心って
曇りがないんですよね。
だから、
きれいに澄んでるその鏡で
わたしの心の曇りを映し出す…
わたしは、
何度も
この子たちの純真さに
教えられてきたことを
思い出しました。
その子たちを置いて
わたしは
新しい世界に
飛び込もうとしています。
絶対に頑張らなきゃいきない!
この子たちを裏切っちゃいけない!
この日の決心は
これからも
ずっと
わたしの胸に
残り続けるでしょう。
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