[記事83] 戦友

恋は盲目といいますが、  

あなたにも
経験ありますよね?  

それは 
若いときに限らず
年齢を経ても
起きるといわれます。 

つまり、 

恋愛がはじまった時には 
年齢を問わず
盲目になるということです。 

どうして盲目になってしまうのか?

それにも
ちゃんとした理由があって

子孫繁栄のために
とりあえず相手の悪いところは
目をつぶって 

まずは愛し合いましょう💛 

というホルモンからの
働きかけによって起こるのです。

個人差はありますが、
3年間ぐらい
そんな期間が続くと言われています。  

ところが 

その甘い3年間が過ぎると 

今度は、
お互いの嫌なところが
目につき始めます。 

ホルモンの働きが
正常に落ち着いたことで 

現実が見えてくるからです。

長年夫婦を続けていると 
そうした危機は 何度か
乗り越えているものです。

結婚25周年は
銀婚式に当たります。  

ここまで
頑張って続けてこれて
よかったね 

と、祝うわけですが 

残念ながら 25年は続いたけど、
お互いに対して

もはや
あまり関心がない… 

というカップルも
かなりの割合でいるようです。 

「空気のような存在なんです」 

そんな表現を
よく耳にします。  

この世から
いなくなってしまったら
困るけど、

普段は
あまり必要性を感じない
そういうことです。  

言い換えれば、
経済的な理由で一緒にいる。

または、
家事をしてくれる人が必要だから
一緒にいる。

そういうことだそうです。 

わたしの親世代は
これに当てはまるケースが
多かったようですね。

今ではどうかといと、  

「家庭内別居」
という便利な表現があります。 

離婚届は出していないので
夫婦の形態は続けています。  

ただ、  

同じ屋根の下に暮らしながら
生活パターンが異なる。

つまり、
寝室は当然別で
食事の時間をずらして
できるだけ顔を合わせないようにする
というライフスタイルです。 

実際、
わたしの周りにも
そんな人がかなりいます。 

でも、 

その一方で「おしどり夫婦」と言われる
仲睦まじいカップルもいたりします。 

夫婦のスタート時点では
みんな一緒
仲良しなのに   

時がたつと
どうして
こんなふうに違ってしまうのか…  

不思議だとは思いませんか?   

その答えが

わたしには
わかってしまいました。

わたしの考えは、 

1、共通の趣味を持っているか

というのと 

2、「戦友」であるか 

このことに尽きると思うのです。   

共通の趣味はわかりますよね? 

一緒にできる何かがあるから
一緒に楽しむ時間を共有できる
ということです。  

では、
「戦友」とは?   

これは
人によって状況は変わりますが、 

一緒に取り組んで
解決すべき課題がある
ということです。 

楽しさを分かち合うというよりは
苦しみを分かち合う 

協力することで
苦しみを半分にする
ということです。  

人によって違うと言ったのは、
その課題が 

子育てであったり、
家業であったり、
起業であったり、
親の介護であったり… 

と変わるからです。   

自分ひとりが頑張っている
という気分になると、 

パートナーに対する
不満が蓄積されて 

関係がとげとげしくなります。 

その問題が終息したあとも
信頼を取り戻すことができず、

いてもいなくても
いい存在に
なってしまうのです。

ここまで読んで
危機感を覚えたあなたは 

今からでも遅くありません!  

パートナーと
協力してできる何かを
探してみてください。

パートナーをよく観察して
何を必要としているのか
自分に何ができるのか  

少々むずかしい…
と思っても、 

そこは
自分の成長のチャンスだと捉えて 

行動してみてください。 

孤独な老後と
支えあうパートナーのいる老後

その選択肢はあなたの中にあります。   

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あど@心理セラピスト (id:ado-therapy)

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