[記事81] 免疫と自己認識

奈良県天理市から発信しています。
心理セラピストのADOです。

仕事始めから1週間が経ち
そろそろお疲れが出始めるころに
また3連休。

ホッとできてよかったですね。

お正月も3連休も関係なかった…
というあなたも、

ちょっとここでひと休みして、
明日からまた頑張ってくださいね。

あなたは自分のことが好きですか?

どのくらい自分のことをわかっていますか?

なぜ、

こんな質問をしたのかというと、

今日は

免疫についてお話したかったからです。

免疫は
自己と非自己を見極めて
非自己を攻撃します。

非自己とは、
病原体であったり、
ガン細胞であったりします。

免疫は
種類によって
その役割が異なります。

病原体が体に入ってくると、
マクロファージや樹状細胞が貪食して
その情報をT細胞に伝えます。

T細胞が情報を解析し、
活性化されたB細胞が
病原体の排除にあたります。

細胞に
腫瘍やウィルス感染があったときは

自然免疫のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)
の出番です。

いつも活性化された状態で
迅速に感染した細胞を攻撃します。

ガン細胞だって攻撃するんですよ。

でも、

さらに驚きなのは
感染してしまった細胞のほうで、

いったん感染してしまうと、

細胞は
自分を攻撃してもらうために

自らサインを出すということなのです。

感染した自分は
もう自分ではないので
どうぞ殺してください

ということです。

ずいぶん潔いですよね。

細胞には
増殖を制御し、
個体をよりよい状態に保つために

アポトーシスといって

能動的に死んでいく習性があります。

個体をよりよい状態に保つために
能動的に死んでいく…

これを

わたしたちの社会に当てはめると、

社会をよりよい状態に保つために
能動的に自分の最期を選ぶ…

ということでしょうか。

わたしは個人的には

自分の最期が
自分で選べたらいいな…と思っています。

「わたしは
 ○○歳までは健康に気をつけて
 人のお役に立てるように努力して
 自分のやりたいことにも挑戦して
 生きたいと思います。

 そして○○歳になったら
 あとのことを若い人に託して
 この世を去ります。」

 認知症などで
 自分で自分のことができなくなったら

 それはもうわたしではないので
 その時をわたしの最期にしてください」

なんてことが

自由に

自分の意志で選べる世の中がきたら

いいのにな…

と、思うわけです。

免疫に話をもどすと、

自分のことをよく知って
自分らしい生き方を選択することが

体の中の小さな社会を
健全に保つことにも
つながるんですよね。

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