[記事642] 自分への期待値を下げてみる
「自己肯定感を高く持ちましょう」
というのはよく耳にするし
大切なのは知っているけど
一体どういう状態を高いと言うのか
正直
ピンとこない人も多いと思うのです。
自信満々で誰にも負ける気がしない
そんなふうに感じる時は
自己肯定感が高いのもわかります。
ただ
そんな状態をキープするなんて
一部の自信過剰な人以外は
無理だと思うし、
それ以外の人が低いのかと言えば
当然そんなことはありません。
「自分軸＋自己肯定感で生きやすく」
をお手伝いする
心理セラピストのADOです。
むしろ
天狗になった後は
鼻っ柱をへし折られることもあるので
いつも謙虚でいた方が
精神的に安定していられるでしょう。
そこで
私がお勧めしたいのが
自分への期待値を下げてみること。
それは
自分なんてどうせダメだ
という諦めと違い
ダメ元でいいからやってみよう
ぐらいの軽い気持ちで
興味あるものに挑戦することです。
はじめから
これぐらい出来ないと恥ずかしい
とハードルを上げてしまうと
しんどくなるから
期待値を下げて
うまく行かなかった時には
何がよくなかったかを検証し
トライ・アンド・エラーしてみる
それで自分に合わないと感じたら
あっさり撤退する
で、いいと思うのです。
何かを成し遂げなければならない
と思うから苦しいのであって
私はもともと
成し遂げるようなタイプじゃない
と開き直ってしまえば
人の評価も気にならなくなり
肩の力を抜いて
挑戦が出来るわけです。
「強い人間になりたい」とは
誰でもが願うことですが
そうなるには
「あの人には負けたくない」
という武装を解いてみることだと
思うのです。
敵対心や
自分への過剰な期待をやめたら
なぜか自分に対して
ポジティブになれるものだから。
失うものは何もない
という人が強いと言われるのは
そのためです。
あなたは
失敗した自分を
笑ってあげられますか？
自分のために涙する人はあっても
笑える人は意外と少ないものです。
悔しいからと涙したり
絶対に負けたくない！
と歯を食いしばるより
「あ～あ、またやってしまった」と
笑い飛ばすことが出来たら
その失敗ですら
楽しい話のネタになるじゃないですか。
あなたも
ゆるく微笑んで生きてみませんか。
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