[記事605] 本当の優しさってなに?

優しい人って素敵ですよね。

その人の傍にいるだけで
にじみ出る温もりと思いやりある言葉に
癒されたりして

いいなぁ・・と思うけど

ずっと優しい人でいるのは
素の自分との戦いで
難しかったりもします。 

優しい雰囲気の人には憧れるけど、 

優しさにも
装っているものと本質から来るもの
の二種類ありますよね。

自分の評価を上げたいために
装った優しさは
すぐに見透かされて
人が離れていくようです。

本当の優しさとは
見返りを期待しないこと
と言われるように、
計算高いと嫌われてしまいます。

ただ、そうは言っても
見返りを期待せず
ずっと優しい人で居続けるのは
無理がある
と思いませんか?

というより

相手や状況によりけりで

誰に対しても
見返りを気にせず親切にしていたら
いつかは自分が壊れてしまうのです。

もちろん
心に余裕があるなら
それでいいのですよ。

そうじゃなく、
余裕もないのに
無理して
優しい人でいなければならないのか
ということです。

この人に対する親切は
このぐらいにしておこう
という考え方も
冷たいからではなく
自分自身を護るための手段で
いいと思うのです。

心を尽くしても
誠意あるお返しがなければ
傷つくのは当たり前で

そんな人に傷つけられないように
相手によって接し方を変えるのは
生きる知恵
だと私は思います。

自分を守れない人が
人を守ることは出来ないし

自分の弱さや欠点を認めない人が
人の弱さや欠点を
認めることは出来ません。

だから
ここは潔く
自分は見返りを期待する人間だ

認めてしまったらどうでしょう。

それと
優しさは
ときに厳しさでもある
ことを
忘れてはいけないと思います。

つまり
甘えたい時に
十分甘えさせてあげること
も大切だけど

いつまでも甘えさせないのも優しさ
だということ。

頼られると
自分はその人から必要とされている
と感じて
気持ち良くなりますが 

同時に
相手の自立を奪っていることを
忘れてはいけませんね。

それは
親子でも恋人同士でも
どんな関係においても言えることで

相手のためを思うなら
べったり依存させないのも
優しさなのです。

ちょっと距離を取りながら

相手を見守り
自分もまた
少しの寂しさを噛みしめるぐらいが
優しい関係なのでは
そう思います。

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