[記事600] 受け止め方の違い

同じことを言っても
人によって
受け止め方は変わるものです。

その時置かれている状況や
精神状態によって

自分のことを思って言ってくれた
一言に聞こえたり

ただ
自分を非難したくて言った言葉に
聞こえることもあるから

そう考えると
言葉って本当に難しいですよね。

「私は気が利かないので
もっと相手の気持ちを察して
話せたらいいのに」
と言った人がいました。

確かに
状況を考えず
無神経なことを言って
後悔することもないとは言えませんが

相手を困らせようとか
傷つけようと思って
言ったのでなければ
仕方がないのかなぁ
と思います。

悪気はなくとも間違うことは
誰にだってあることですから

そこまで気にする必要はない
と思うのです。

では
自分が受け手になった時に
なんか自分とは違う価値観で
話されると
あれっ?と引っかかったり

ちょっと嫌な気分になることも
ありますよね。

そんな時
受け入れたくない場合には
遠慮なく
シャットアウトするのもアリですが

そうする前に
話だけでも聞いてみるのは
どうでしょうか?

たとえ
実行に移さなかったとしても
自分と全然違う考え方に
関心を持つことは
考えの幅を広げるチャンスには
なりますよね。

全部を受け入れるのに
抵抗があってもいいのです。

無理する必要はありませんから
部分的に取り入れて
自分のやりやすい形で実行し

もし、それでうまく行ったら
ラッキーだと思いませんか。 

私が人に話をする時
いつも意識するのは

相手によっては
悪く取ることもある
という
ある程度の諦めというか
覚悟を持つことです。

実際に
そんなこともありましたが
いい人と思われたくて言った
毒にも薬にもならない言葉より
多少の毒はあっても

あとからその人に
じんわり効いてくる言葉の方が
価値はある
と私は思うのです。

ただ
先程も言ったように
受け手によっては
馬鹿にされたとか
傷つけられたと取られることもあるので
そうなったことに対して
素直に謝るようにはしています。

でも
その言葉が
相手のためを思って言ったことに
違いはないのだから
私の中に後悔はありません。

受け取る側が
たまたま自分とは違う
価値観の持ち主だった
というのは
よくあることだから

次からは
その人には言わなければいいのです。

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