[記事561] シンプルに逞しく生きる

今日は
先日お話した
猫の保護活動をしている
友人宅に身を寄せている
一匹の子猫の話をしたいと思います。

https://www.ado-toyoda.work

私は、これまで
犬とハムスターしか
飼ったことがないので

猫について
そう詳しくはないのですが、

飼い主に話を聞くと
一匹ずつ見た目が違うように
性格もまた違っているようです。

新入りの面倒を見たがる
世話好きもいれば 
飼い主に注目されないと
不機嫌になる

お姫様気質もいて
人間とそう変わらないところが
面白いですね。

今日
ご紹介するのは
最近保護されたばかりのリナ。

大きな目と耳がやたらと目立つ
やせっぽちの子猫です。

リナは
人の膝の上に
ピョンと飛び乗っては
遊ぼう、遊ぼうとじゃれる人懐こさ。

でも、
その屈託のなさとは裏腹に
頭頂部には
今も生々しい傷跡があり

おそらく
野生動物に頭から食いつかれたと
思われます。

発見された時のリナは
頭蓋骨が見えるほどの
深い傷を負い
化膿した傷口からは
膿が流れ出て

酷いにおいを
放っていたそうです。

雨を避けるように
車の下にうずくまり
鳴いていたのを発見されました。

何日も飲まず食わずで
体は衰弱し
あと少し発見が遅れたら
息絶えていた
そんなギリギリのところを助けられた

という意味では
強運の持ち主と言えるかもしれません。

傷の手当を受けた後も
3日間は眠ったままでしたが

そのあと
元気にエサを食べ出し
すごい回復力を見せています。

リナの凄いところは
生命力の強さだけでなく

死にかけるほどの
恐ろしい目に遭ったとは思えない
天真爛漫さです。

人間がそんな目に遭ったら
まず間違いなく
トラウマを抱えているでしょう。 

猫でも
警戒心が強くなって
不思議じゃないのに

全くそれがないのは
人間に比べて単純なことと
自分はここで生きなきゃ
という
健気さから来るのかもしれません。

そして
動物が人間と異なるのは
自分が可哀そうだとか、みじめだ
といった
客観視がないこと。

襲われるのはこわいし、
噛まれて痛いのは同じでも
そうなった自分を不幸だ、と
判断することがない。

この単純さ
人間にはありませんよね。

でも、
素晴らしいと思いませんか?

動物は
「今ある自分が全て」で
生きているのです。

このシンプルさがあれば
かなり幸せに近づける
そんなふうにも感じました。

 🔶ホームページ「わたしを見つける相談室」🔶
       あなたに寄り添い
  解決をお手伝いするオンライン・セラピーです。
    お申し込みは下のURLからどうぞ!
https://www.ado-toyoda.work

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です