[記事560] 小さな命を大切にする

野良猫の保護活動って
ご存じですか?

私の友人が
それをしているのですが、

彼女と仲良くなるまでは
どんな活動なのか
ほとんど知りませんでした。

野良猫にエサをやりに行く
ぐらいにしか
考えていなかったのですが、

実際には、
ただ猫が好きだから
では、務まらない
覚悟のいる仕事だと知りました。

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その一つが繁殖制限。

放っておいたら
どんどん数が増えていく
野良猫のために

捕獲機でつかまえては
去勢・避妊手術を受けさせます。

そのため
捕獲機にエサを仕込み
自分は
草むらの中に身を隠して
猫がかかるのを待つのです。

空振りの日もありますが
うまく捕獲できたら
獣医さんへ直行。

手術を受けさせ
避妊済みの切り込みを
耳に入れてから
再び元の場所に放す。

大人になった猫は
人馴れしないし
新しい環境には
適応できないのだそうです。

また
避妊が間に合わず
生まれてしまった子猫たちを
保護するのも活動の一つ。

生まれて間もない子猫を
お母さんから離すのは可哀そう

そんなふうに
感じるかもしれませんが、

放っておいて
野生動物に襲われたり
飲まず食わずで
衰弱していくことを思ったら

人間が保護する方が
子猫の安全が確保できるからです。

そこで
母猫がいない間を見計らって
子猫たちを保護し
代わりに子育てをします。

3時間おきに
スポイドでミルクを与え
自力で排便できるまで
肛門マッサージをしてあげて

ひとり立ちできるまでに成長したら
飼い主となる里親の元へ
送り出すのです。

友人いわく
里親になってくれる人が
見つかった時は

本当に嬉しいけど
子猫たちを送り出す時の寂しさに
慣れることはないと言います。

別れはつらいけど、
他に救うべき子猫たちが
待っているから
その子たちを受け入れるために
幸せになれる子は
送り出さないといけない。 

現在、彼女の家には
病気を患っていたり
引き取り手のない猫たちが
平和に暮らしています。

保護活動の内容は
他にも、まだまだありますが、

それら全ては無償であり
彼女たちの善意で行われています。

なかなか真似の出来ることでは
ありませんよね。 

ただ
こうした活動を知ったら
安易な気持ちでペットを飼ったり、

飼いきれなくなったから
簡単に手放すようなことは
出来なくなると思います。

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