[記事542] 旅立った友

昨日の朝、友が一人旅立って行った。

56歳。早すぎる旅立ちに思えた。

その知らせが昨晩届いて

それから、ずっと
その友のことが
頭の中に
浮かんでは消え、浮かんでは消えしている。

私のFacebook投稿にも
何度か登場してもらったことのある
仲良しだった。

初めて会ったのが2年前
ある人のお茶会の席で
偶然一緒になり

意気投合し
以来、ずっと仲良くしていた。

学校のママ友とか
仕事関係以外で
純粋に自分と気が合うから
付き合うというのは
大人になってからは
意外と少ないものだ。

彼女とは
意見が食い違うことがあっても

そこもまた
認め合うことができる関係で
当然、これから先も
ずっとこの関係が
続くものと思っていた。

それなのに
突然、彼女はいなくなった。

病気が見つかったと聞かされた時も
どこか真実味がなかった。

覚悟をしたつもりでも
奇跡が起きそうな気がした。

闘病が始まったのが
つい3か月前で
それまでは
元気でよく食べ、よく笑い、よくしゃべり
彼女の運転で方々遊びに出かけていた。

闘病に入ってからは
気になって
こちらがLINEすると
必ずハートのスタンプを添えて
希望のある明るい答えを返してくれていた。

「寝れなかったり
ご飯が食べれなかったり
体重が落ちたり

不安なこともあるけど
時間がかかるかもだけど

決して悪くはなってないと思うので
自分に向きあって
パワーアップしていこうと
思っています」

という
闘病の苦しさと
それにめげない
彼女の強い意志が伝わる
メッセージを返してくれた。

作者を失ったその言葉は
今もトーク履歴に残されている。

彼女はいつも前向きで
世話焼きで
人を笑わすのが好きで
小さな体からは想像できない程
パワフルで行動力があって

頑固で正義感が強くて
そして
魅力的だった。

ときどき
肉体はなくなっても
魂は永遠に生き続ける
という人がいるけど

彼女も、また
そんなスピリチュアルな話が
好きだった。

「私たちがこの世に生まれてくるのは
喜びや苦しみ、悲しみ、つらいこと
そのすべてを体験したいから
そういう人生を選んで
生まれてくるんだって」

 ・・・・

肉体を離れた彼女の魂は
今なにを見て
なにを感じているのだろう。

私にしてあげられることは
きっと
彼女との思い出に浸り

彼女について
たくさん考えることだと思う。

そうやって
彼女とたくさん対話をして
彼女の見たがっていた世界へ
送り出してあげたいと思う。

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