[記事485] 悩んだっていい

グルグル同じところを考えてしまうクセ。

これは一般的に、疲弊するだけで問題解決には遠いので
「するな」と言われる行為だ。

私も心理セラピストとして、悩める人のために
グルグル思考をしないための提案をたくさんしてきた。

簡単に言えば、
問題を複雑にしないでシンプルに捉える。
自分に出来ないことを悩まない。
・・などは鉄板だ。

ところが、昨日ある投稿を読んでいて目からうろこが落ちた。

その人はまだ30代と思われる女性だけど、
昔から悩む性分で、これからも悩むことを否定しないと
宣言するのだ。

小さい時から、人の考え方や行動を
いちいち掘り下げるので、問題が複雑になり悩みがち。

周りと比べて、そんな一風変わった自分を変だと思い
否定したり、変わろうと努力してみたけど
思い通りに行かなかった。

そのため学校でも社会に出てからも
人間関係につまずき孤立することも度々だった。

でも、変わろうと努力しても、しなくても
どうせ悩むのだから、
これからは、開き直って積極的に悩むことを選択したい
そう言うのだ。

自分に「悩む人間でいることを許可した」と表現していた。

少数派の考え方だけど、凄くいいと思った。

きっと、私も同じタイプの人間だから。
いつでも誰に対しても、という訳ではないけど、
たまに人の言動に引っかかることがある。

一度そうなったら、そのことばかりが気になって
振り払っても、別のことで気を紛らわしても、
気づいたら、またそのことを考えている。

鬱陶しいと言えば、鬱陶しい。

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ただ、悶々としながら、それを楽しむもう一人の自分がいるのに
気づいた。

悩む時間を楽しむ自分。

それは、投稿になにを書こうか考えている時に似て
苦痛を伴う楽しさだ。

全然ハッピーじゃないのにやめられない。
自分から沼にハマりに行こうとする。

でも、しばらくそうやってハマっていたら、
どういうわけか、それにも飽きてくる。

つまり、一定時間ハマったら満足して、
自然に考えなくなるのだ。

どうしても悩みたくない人にとって
この過程はつらいと思う。

でも、私やここに出てくる彼女のように、
自分からハマりに行くような物好きならば、
この時間は悪くない。

むしろ、ああでもない、こうでもないと考えるうちに
自分と他人はどのように違い、
自分が一体どういう人間なのか、わかるのがいい。

退屈な日常のいい刺激になるし、
こんな時間はあっていい、とさえ思う。

どうせ、しばらくすると飽きてしまい、
そう長くは続かないのだから。

悩みの真っ只中にいる時は、凄く長く感じるけど、
冷静に考えて、一つの悩みにつき4~5日持ったらいいところ。

3日で終わるときもある。
だから、悩みなんて生活のスパイスみたいなものだ。

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