[記事468] 悪いことは良いことの前触れ

悪いことがあると
これがずっと続くのかな・・と
思ってしまいます。

でも、よく考えてみると

これまでも
同じ状態がずっと続いたことはなく
いつの間にか
悪い状態から脱していたりします。

奈良県から
オンライン・カウンセリングを
お届けするADOです。

これは逆も同じで
良いことも
ずっとは続かないですよね。

やった、やった!と浮かれていると
あっという間に
足元をすくわれることがあります。

だから、

良いいことも悪いことも、
長続きしない、と腹をくくった方が
いいのかもしれません。

中国の故事に「塞翁が馬」という
お話があるのをご存じですか?

戦国時代に父と息子の二人が暮らして
いてある日、飼っていた馬が突然逃げ出し
それを知ったご近所さんが「災難でしたね」と
言ったら

父親は「いや、これは幸運の前触れかもしれない」と、
答え

そうしたら、逃げた馬が駿馬を連れて帰ってきて、
それを見たご近所さんが「良かったですね」
と言ったら、

父親は「いや、これが災難の前触れかもしれない」と、
答え

すると、その馬に乗ろうとした息子が落馬して
足を骨折してしまい、

ご近所さんたちが、お見舞いにやって来て
「これは本当に災難でしたね」と言ったら

父親は、今度は
「この災難が幸運の前触れかもしれない」と、答え

その後、その地域で戦争が始まった時に
足を骨折した息子は、徴兵を免れることができ
命が助かった・・
というお話です。

このお話の著者「張良」は

幸運が災難になったり
災難が幸運になるような変化は
予測もつかず、見極め難い

と、言いたかったそうですが

この有名な故事を
飛躍して解釈する人もいるんですね。

どうあっても
受け取り方次第で
出来事の意味は変わる。

つまり
出来事自体に意味はなく
意味づけしているのは
自分自身である
受けとめ方次第で人生は変わる

・・・なるほど、ですよね。

確かに、
そういうポジティブな解釈は
好きですが

ただ、苦しい状況にいて
ポジティブに考えるのが
ちょっと難しい時もあるので

私なら、
もっとシンプルに

良いことと悪いことは交互に来る
と、考えます。

だから
苦しい状況にいても
いつかまた好転するし

有頂天になるぐらい嬉しい時も
落ちた時の落差がキツイから
今の喜びもほどほどに

・・と、思うぐらいが
ちょうどいいと思うのです。

夜になったら朝が来て
昼の後は、日が沈むように
感情は循環します。

感情に翻弄されないように
淡々と過ごしていきたいですね。

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