[記事464] 人は人

久しぶりに会った友人が、
いつもより沈んで見えた。

彼女は、物腰は柔らかいけど、
自分なりの信念を持っていて
そこがいいと私は思っている。

いいと思ったら
ちょっと強引なぐらい勧めることもあるが

相手の反応を見て
ムリに押しつけないスタンスも
持ち合わせている。

そんな彼女がめずらしく落ち込んで見えた。

理由を聞いてみると、

簡単に言えば、
信用していた人に裏切られたのが
原因だったようだ。

表向きは調子よく合わせてくるけど
裏は全然違っていた・・という
よくある話。

相手の話を聞いたら、もしかして
そうせざるを得ない
事情があったのかもしれないけど
裏切られた気持ちになるのもわかる。

そこで、なにか力になりたくて
私にも似たような経験はないか、考えてみた。

すると、少し違うかもしれないけど、
どこか通じるものがあると思える
過去の体験を思い出した。

ちょっと前の話になる。

私はその友人といて、とても楽しかったが
合わない部分もあり、そこが気になっていた。

悪気がないのはわかるけど、
なんとなく、こちらの気分を悪くさせる言い方。

初めは笑って、気にしないようにしていたが
だんだん苦痛に感じるようになった。

そこで、こういうところは直してほしい、と
言うようにしたら、

その人も「言われるまで気づかなかった」と
言って、直す努力をしてくれた。

でも、時間が経つと
なぜか、以前に逆戻りしていて

戻る度に、また同じことを
言わなければならなかった。

時には、強い言葉で責めることもあった。
すると、相手からも強い言葉が返ってきて
気がつけば、お互いを非難していた。

・・・

ここまでの話の流れから行くと
この友人との縁は、切れていてもおかしくないが

不思議にそうはならなかった。

なぜか。

それは、距離をおくようにしたから。
と、
「ここを直してほしい」と言うのを
やめたからだ。

人は変わらない。

それに
もし、その人が、
私のために変わってくれたとしても

その先の人生を生きるのは、その人でしかない。

どうなろうと、私に責任は持てないのだし、

だったら、その人の思い通りにすればいい。

人は人。自分は自分。

そう思ってからは
会う機会は減ったけど、
それなりに仲良くやっている。

この話を先程の彼女にしたら、
何か通じるものがあったようで

ようやく笑顔を見せてこう言った。

人のことをかまう暇があったら、
まずは自分のことよね、と。

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