[記事452] 好みの違い

グーグル検索もYouTube
その人の嗜好に合わせて
カスタマイズされる時代だ。

美容に関心のある人には美容関連の情報。
美味しいものが好きな人にはグルメ情報。

Hな人には、そっち向けの情報ばかりがチョイスされて
どんどん上がってくる。

私の場合は、心理関係が一番の関心事なので
やはり心理系の情報がズラッと並び、
まさに私用にカスタマイズされている。

その時によって、傾向が変わったりもするが
最近多いのが、専門医によるYouTubeチャンネル。
中でもハマっているのが、精神科医の動画だ。

新しいサムネイルを見つける度に、
ついタップして見てしまう。

そういえば、以前ペインクリニック院長の
動画配信で、サムネの奇抜さに衝撃を受けて
思わず見入ってしまったことがあった。

美人の女医さんは「性交痛外来」の専門医で
「誰にも言えない痛みとその対処法」について
懇切丁寧に解説してくれる。

動画の中では、白板にいろいろ書き込み
専門性をアピールする一方で
白衣に赤い縁の眼鏡、
真っ赤なルージュという出で立ちで、
艶っぽさも強調していた。

個性的な演出からは、
再生回数を上げようとする意欲が
伝わってくる。

今や、医者までがユーチューバーとして
勝負する時代なのだ。

私は仕事柄、心理カウンセリングの情報は
いくらあってもいいので、
片っ端から、その手の動画を物色するうち
先程話した精神科医の動画に行きついた。

そうやって、有難く動画で
勉強させてもらっているのだけど、

ただ一つ、難を言えば
この先生のプレゼンはやや素人くさい。

専門性は高いし、内容は興味深いのに、
話し方がどこかぎこちないのだ。

どこか自信なさげというか、
ちょっと抜けてる感じがする。

でも、そこがいいのだ。

これまでいろんな動画を見てきたが、
そこが、かえって新鮮でいい。

ハマる理由は、
見ながら応援してあげたくなる気持ち、
それじゃないかと思う。

専門外の場所で頑張る人の
どこか不器用さに癒されている。

先生によると、動画の視聴者の多くが
40~50代だそうだ。

もしかすると、私と同じ理由で見ている人も
いるのでは・・

完成度が高いから
必ずしも、好まれるとは限らず
個人の多様な好みに合わせて
選ばれる時代になったと感じる。

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