[記事405] 誰にでもある「心の急所」

責められると
弱い部分を「急所」と言いますね。

心にも「急所」があって
そこは
触れられると
過敏に反応してしまう部分です。

奈良県天理市で心理セラピストをしている
ADOです。

心の急所は
過去に経験した傷と繋がっています。

小さい時から
周りと比較され

それがつらかった人にとっては
競争することが
急所となりますし

身体的なコンプレックスを指摘され
嫌な思いをした人にとっては

ちょっとでも
その話題が出ると

まるで
その時にタイムスリップしたように
嫌な気分に襲われます。

でも、
そんなときのために
私たちは、それぞれに

心の急所を守る「プロテクター」を
持っていたりするのです。

それは
自分が意図して
身につけることもあるし

知らず知らずのうちに
身につけていることもあります。

このプロテクターのことを
心理学では
防衛機制」と呼んでいます。

イソップ童話に出てくる
「酸っぱいブドウ」のお話は
ご存知ですか?

お腹を空かせたキツネが
たわわに実ったブドウを食べようと
何度も飛び上がるのに手が届かず

怒りと悔しさから
「どうせこんなブドウは
酸っぱくてまずいだろう。

誰が食べてやるものか」と
負け惜しみを言いながら
去っていくお話。

これは
自分の能力の低さを認めたくないから

対象を貶めることで
自分を守ろうとする
防衛機制なんですね。

これ以外にも
防衛機制には
いろいろありますが、

使い方がまずいと
他人や自分自身を
傷つけることになりかねません。

たとえば
なにか酷いことを言われて
言い返したいのに
言い返せなかった時

なぜか
その件とは関係のない
自分より弱い人に対して
八つ当たりしてしまうこと。

または
つらい出来事を
誰にも話せず

心の奥底にしまい込んで
鍵をかけたはずなのに

いつか
思いがけないところで
爆発してしまうこと。

こんなふうに
未熟な防衛機制
怒りや攻撃になって
現れることがあります。

でも、大丈夫。

成熟した防衛機制なら
自分を守りながら
周りにいい影響を
与えることもできますから。

それは
自分が経験した
苦しい出来事やネガティブな感情を
みんなにとって
いいカタチに変換すること。

たとえば
いじめにあって苦しんだ人が
大人になって
いじめに苦しむ子どもを助ける

心理カウンセラーになるとか、
結ばれない恋に悩んだ人が
その胸の痛みを歌にする
ミュージシャンになるとか・・

こうすることによって
自分が癒されるだけでなく
同じように苦しむ人の
救いにもなるのです。

そこで
どうすれば
成熟した防衛機制
身につけられるでしょう。

そのためには
「すべては過去の出来事」と
脳にきちんと教えてあげることです。

過去の出来事は
どんなに後悔しても
時間を巻き戻して
やり直したいと願っても
どうすることもできませんよね。

・・かと言って

そのつらかった出来事が
追いかけて来ることもないのです。

それなのに、なぜ
今苦しまなければいけないのか
というと

私たちの脳が
ずっと昔に終わった出来事でも

まるで
たった今経験しているかのような
勘違いをしてしまうからです。

今感じている不安や不快感が
もう過ぎたことだとわかれば
それでいいのですが、

心の中に
過去の傷をしまい込んでいると

脳には
その感情が
過去なのか現在なのか
わからなくなってしまうんですね。

普段は
ちゃんとわかっているつもりでも
お酒に酔ったり
疲れが溜まっていたり
気持ちがふさぎ込んでいる時には
認識できなくなるのです。

だから、そんなときには
「心の傷はもう過去のことだよ」と
言い聞かせてあげましょう。

声を聴くことによって
脳の中にある
感情と記憶の中枢に届きますから。

「大丈夫。大丈夫。
もう終わったことだから。
今の私は安全に守られているから」

それでも、脳は
また勘違いをするかもしれません。

なんといっても
勘違いの時間の方が
長かったわけですから。

その慣れ親しんだ状態の方が
脳にとっては快適なのです。

だから、余計に
言い聞かせることが必要で
脳の勘違いが治るまでは
1日に何度でも
言ってあげてください。

根気よく、根気よく・・

すると
耳や顔の表情筋などの細胞が
はじめに気づき
そうなって、ようやく
脳細胞も気づいてくれるでしょう。

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