[記事395] 依存するのはいけないのか

「依存」という言葉に
どんな響きを感じますか?

「自立」の反対だから
ネガティブなイメージが
浮かんだのではないでしょうか?

奈良県天理市で心理セラピストをしている
ADOです。

でも、
私たちは決して
ひとりでは生きられないので
何かに依存して生きていますよね。

たぶん、あなたもそうだと思いますが
私はスマホや便利な家電製品に
どっぷり依存しているし、

物に限らず
人にだって依存します。

子どもが親に依存するのは
当たり前として
大人同士でも依存はありますよね。

まあ、
「持ちつ持たれつ」という言葉が
あるぐらいですから。

ところが、
そんな関係にひびが入ることがあって
その原因として考えられるのが
以下の3つの場合です。

①どちらかが依存し過ぎている時
②自分より弱い相手に依存している時
③自分が依存していることに気づいていない時

①は、依存される方が重荷になり過ぎて
逃げ出したくなるパターン。

②は、親が子どもに、上司が部下に
・・というように
自分より弱い立場の相手を頼るパターンです。

自分の立場を利用して頼ったり
思い通りに
コントロールしようとするのも
依存の一つと言えます。

そして、困ったことに
自分が依存していることを
本人も
気づいていないのが現状のようです。

依存された側は
自分の人生の上に相手の人生まで
乗っかってくるので
負担に苦しんでしまうのです。

③の自分が依存しているのに
気づいていないのは
夫婦や恋人同士の関係に
よく見られるパターンです。

相手の中に不満な点を見つけて
「あなたが変わってくれればいいのに」
という場合

これも、
自分の幸せと安定は相手次第
という意味で依存です。

現状を変えたいなら
自分自身の意識を変えるか
思い切って
関係を清算するしかありません。

それが出来ずに
ズルズル関係を引きずる人は
上手くいかないのを
相手のせいにし続けます。

こうなると
相手が悪いかどうかより
自分が非難する相手に
依存し続けるのが問題と言えます。

そのことに気づけないなら
どんなに期待しても
幸せを得られることはないでしょう。

ここまで
依存の良くない点について
お話してきましたが、

冒頭にも言った通り
そうは言っても
私たちは依存しながら生きています。

そこで、ここからは
良い依存についてもお話したいと思います。

良い依存とは
自分が依存している
頼りにしていることを
ちゃんと自覚していることです。

自分の限界を受け入れて
ひとりで解決できない時は
迷わず誰かの助けを求めます。

ですが、
ここでも押さえておくべきことがあって

 ①自分より強い相手に依存すること。
 ②透明性のある依存にすること。
 ③依存したら相手にお返しすること。

・・の3つがポイントになります。

①は、頼るなら自分より強い相手に
なぜなら、相手が強ければ
自分が頼ることで
相手に過度な負担をかけることがないからです。

②は、不安を隠すためのアルコールや
ギャンブルに溺れたりせず、
中毒性のない趣味や
ルーティンに没頭すること。

何か後ろめたいことだと
結局は不安を感じるようになるので
依存するなら
人に公表できるものがいいでしょう。

③の相手にお返しとは、
「この人に頼ってしまったなぁ」とか
「お世話になったなぁ」という相手には
きちんと感謝の気持ちを伝えることです。

何かプレゼントで表すのもいいし、
そうでなければ
言葉で感謝の意を伝えることが重要です。

「いつもありがとう」とか
「本当に助かってる」という言葉は
言われた方も嬉しくなるし、

それがエネルギーとなって、
相手のやる気を引き出すことにもなるので
どんどん使っていくべきです。

良い依存とは
「搾取する」のとは違って
コミュニケーションの一つと
考えてください。

だから、
カタチは違っても
もらった分だけ相手にお返しすることが
必要なのです。

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