[記事131] 今の私になるまで ~思春期子育て編Part1~

奈良県天理市から発信しています。
コアマインド開放
心理セラピストのADOです。

7年間のアメリカ滞在が終わり、
長男が中学1年生、次男が小5になる年に
日本での生活が再開しました。

日本に帰ってきて、
まず驚いたのが
冬が寒い~~ということでした。

カリフォルニアは気候が温暖だったので
朝霜が降りる
水道の栓が凍る
その中を歩いて通学する
という経験を
全くしてこなかったのです。

通学は
子どもたちの安全確保のために
車で送迎が当たり前だったので。

掃除当番もはじめて
委員会活動もはじめて
学習内容もはじめて…

と、はじめてのオンパレードでしたが、
なにが一番大変だったかって

それは
やはり日本語でした。

まわりの子たちに比べて
語彙力が足りない
表現力が拙い

だから
話についていけない
自分の言いたいことが
すんなり出てこない
そういう体験をしていたようです。

わたしたち大人は
30年以上も日本で暮らした
生粋の日本人ですから
少々日本を離れたからと言って
何も困ることはないのです。

大変なのは子どもたち。

そうなることは
周りから聞いて知っていたので
生活面や気持ちのフォローには
気を使っているつもりでしたが
全然、不十分だったようです。

子どもは
現在進行形でつらい体験をしているとき

なかなか
それを親や周りの大人に
話すことが出来なくて
ひとりで
どうにか解決しようとしていたようです。

いじめに遭った話などは
数年経ってから
「実はあのとき…」と聞かされて
初めて知ったぐらいです。

子どもが学校に行ってしまうと
その間は助けが及ばなくなるので
上手くやっていると
信じるしかありません。

だから
学校から帰ってからの
表情だったり
話す様子で
元気があるとかないとか
把握しているつもりだったのですが

結局は
ほとんどわかっていなかったことに
後になって気づかされました。

でも
子どもたちにとって
いい選択だったな
と思うのは

帰国してすぐに
子犬を飼い始めたことでした。

オスのミニチュア・ダックスフンド

次男の一目ぼれでした。

「この子をうちで飼えたら、ボク学校も勉強もがんばれる!」

そう言って
持っていた小遣いをはたいて
購入したのでした。

その言葉通り

次男は
放課後また、
子犬に会えるのを楽しみに
毎日学校に通っていました。

子犬の名前は

ブラウンの被毛の色から
連想させるスイーツの名前で

「ブラウニー」と名付けました。

次男が
苦しい時期を乗り越えられたのも
ブラウニーが家族の一員になったことが
大きいと思っています。

後になって
いじめに遭ったことを話すとき

「やられてばかりで、
 反撃しないと
 いつまでたっても終わらない!

 そう思ったので
 勇気を出して
 夢中になって蹴り返したら、

 それ以来
 攻撃されなくなった。
 それでちょっと自信がついた」

そう話していました。

日本って
どんなに楽しいところだろう
と期待して
始まった小学校生活。

期待はあっさり裏切られたものの
そんな現実の中からも
生きていく術と
楽しさを発見できたことで
いつの間にか
しなやかな強さを
身につけていました。

子どもが成長するに従って
親が関われることは
減っていきます。

その子が持つ強さを信じて
手を放していくしかないんだな
と感じました。

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