[記事94] ママ友から親友へ
奈良県天理市から発信しています。
心理セラピストのADOです。
今日は親友と会ってランチをして
そのあとも場所を変えて
お茶をしながら
4時間話し込みました。
前回から約1年が経過しているので
お互いに話すことは
山積みです。
しゃべって、しゃべって
しゃべりまくって
とってもすっきりした気分で
帰ってきました。
彼女とは
24年来の付き合いです。
知り合ったきっかけは
子どもを介して。
うちの長男は
とても発語が遅く
3歳ぐらいまでは
うまく話すことができなかったので
幼稚園に通い始めるまでの2年間
社会性を身につけるべく
奈良市にある通所施設に
週2回ペースで通っていました。
彼女もまた
同じ悩みで
その施設に
男の子をつれて来ていたのでした。
そこで
ささやかれていたのは、
ここを卒園した子の半数が
普通学級で成長するものの、
残りの半数には
なんらかの障害が残る
というものでした。
それでも
みんなは同じ不安を抱えながらも
それを共有し合って
だんだん仲良くなっていきました。
園の外でも
お互いの家を訪ねたり
一緒にお出かけしたりして
しだいに
親しさは増していきました。
あっという間に
2年の月日が流れ
園を卒業するときがきて
みんなはバラバラに
それぞれの地域の幼稚園へと
散らばっていきました。
いよいよ
明暗の分かれるときが来たのです。
心配していた
うちの長男は
少し
幼い面を残しながらも
他の子たちの中に
なんとか
溶け込むことができました。
ですが
彼女の男の子には
それができず
歳を追うごとに
その障害が
明らかになっていきました。
それでも
わたしたちは
ずっと仲良しのまま
いい関係を
続けていくことができたのです。
彼女は言います。
「わたしには
いつも周りにいい友達がいて
悩みを聞いてくれたり
支えてくれたりしたから
ここまでやってくることができたんよ」
でも
わたしは
その逆だと思っています。
彼女の心がいつもオープンだから
自分の置かれている境遇を悲観せず
素直に助けを求める
器の大きさがあったから
彼女の周りには
いつも人が集まっていたんだと思います。
他の子と比較してどうだとか
自分は不幸だとか
そういうことを
一切口にしないし
個性的なわが子を認め
楽しんでいるようにも見えました。
だから
24年が経っても
わたしたちは
お互いの子の近況を報告し
その成長を喜んでいます。
そして
子育てを離れた今は
お互いの成長を認め合っています。
まだまだ
わたしたちも成長できる。
そうやって
刺激し合う友だちがいることを
財産だと感じています。
********
「わたしを見つける相談室」の
ホームページを公開しています。
どんなセラピー?…と思った方は
下記のURLから覗いてみてくださいね。
わたしの感じたままを書いているブログは
下記のURLからどうぞ。