[記事90] 寂しがり

わたしのことを
いつも心配してくれる人がいます。

メッセンジャー
知り合った人で

当初

朝に晩に必ず2回
メッセージをくれて

それが2か月続いた頃
クリスマスカードをくれて…

どんな人だろう?

プロフィールを見たら

独身で年齢不詳。

大型犬を飼っている。

愛犬の記事ばかり
載せている。

そこから得られる情報は

悪い人ではなさそうだ
ということ。

そのうち
ポツリポツリ

自分のことを
語り始めたところによると、 

震災で
大切な家族を
亡くしてしまったこと。

大型犬は
パワーをくれると思って

震災からの再建のために
飼い始めたこと。

それが
保護犬であること。

などが
わかってきました。 

なんか、いい人みたい
と思いました。 

ラインを交換して、と
頼まれて 

特に問題ないか、と思い
承諾しました。 

メッセンジャー
ちょっと会話が続くと

すぐに

エロい話になったり
会いたいだの
声を聞きたいだの

言ってくる人が多い中で

それを要求してこない
というだけで 

かなりハードルが下がるわけです。 

こんなライン友だちが
一人ぐらいはいてもいいか、と。 

以来、 

毎朝・毎晩
メッセージを
送り続けてくれています。

リクエストに応えて

たまにですけど、
ライン通話も始まりました。

話すことと言えば

もっぱら
犬のことと世間話と少々下ネタ。

下ネタがヒートアップしてきたら

「はい。おしまい」
と、

わたしの方から通話を終了します。 

そんな彼ですが、  

自分のことはさておき
私のことを心配してくれるわけです。  

わたしが  夫以外の悪い男に
引っ掛かりはしないか、と。  

そういうときは、 

すかさず
「自分はどうなの?」
と、
突っ込みを入れるのですが。。。  

その人が 
わたしを心配するのは

自分が誰かに心配されたい 

必要とされたい気持ちの
 裏返しです。 


「わたし以外に
 もっと身近で
 話ができる人を
 探さなきゃダメよ!」 

というアドバイスもするのですが、 

なかなか現実は厳しいようです。   

人間は 

ひとりでは生きられません。 

身体的な意味だけじゃなく 

精神的にも 

支え合うことができないと

立っていることが 

辛くなるようです。   

彼の誠実さに免じて 

これからも 

ライン友だちでいようと思います。

    **********

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あど@心理セラピスト (id:ado-therapy)

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