[記事75] 胸腺の中の免疫力

胸腺ってどこにあるかご存じですか?

胸の中央にある胸骨の裏がわ、
心臓の上の大動脈にくっついて
存在します。

胸腺は
免疫細胞を生み
一人前に教育する器官です。

リンパ球の中のT細胞は
この中の髄質で生まれます。

免疫細胞としての力を蓄えるまで
髄質の中で育ち、

成熟した後は
外がわの皮質に出て
テストを受けます。

これは
自分の細胞かそうでないかを見分け
攻撃するテストで

もし、
まちがって
自分の細胞を攻撃してしまったら

テストは不合格。

リンパ球として
全身をまわることはありません。

テストに合格できるのは
わずかに1~2割だといわれていますから

とても狭き門ですね。

自分を攻撃するということは

自己免疫疾患につながるので

ここは重要な関門なのです。

胸腺は
わたしたちが、
この世に生を受けてから成長を続け

思春期のころにピークを迎えますが、

そこからは老化の一途をたどり
脂肪化してしまうそうです。

胸腺の老化は
イコール免疫老化なので

これをいかに遅らせるかが
アンチエイジングにつながるわけです。

アンチエイジングというと
見た目の若さにばかり
目が行きがちですが、

免疫力の低下を遅らせることこそが
若々しさを保つ秘訣なんですね。

免疫疾患とは何かというと、

異物を認識し排除する役割の免疫系が

自分の正常な細胞や組織にまで
過剰に反応し
攻撃を加えることで

症状を引き起こしてしまうものです。

代表的なものに、
膠原病や関節リウマチがあります。

どちらも中高年に多く見られる
病気ですね。

心理的にみて
自己免疫を鍛える方法のひとつに

「自己を確立する」というのがあります。

免疫とは
自己と非自己を見分けるテストから
はじまるわけですから、

意識的に
自分を大切に

人との境界線をひいた上で
人のことも理解できるようになれば

自然に免疫力もついてくるのです。

本当ですよ。

あなたの周りを見回してください。

自分をしっかり持っていて
かつ、周りのよく見えている人に

元気な人が多いでしょ?^_–☆

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