[記事448] 小旅行

ひとつ目のミッション、小旅行が完了。

蒲生4丁目までバスと電車を乗り継いで
アフタヌーンティーを体験してきた。

終わってみれば、あっという間だった気もするが
時計を見ると、家を出てから帰り着くまでに
6時間以上が経過していた。

帰りのバスの本数が1時間に1本しかないので
あと一歩間に合わず、痛い目をみた。

奈良駅周辺で時間つぶしできるお店が、有りそうで無いことにも
改めて気づいた。

でも、それもこれもいい経験だった。

普段やりなれないことをやろうとすると、
家を出る時からいろいろ起きるものだ。

まず、バス停に近づいた所で、雪に降られた。

傘を持って出なかったので、このまま引き返して車に
乗ってしまおうかと心がぐらついたが、

なんとか思い留まり、そのままバスに乗ることにした。

走り出した途端雪が止んで、ああ、家に引き返さなくて
よかった・・と胸を撫でおろした。

蒲生4丁目までは路線情報で調べた通りに乗り継いで、
とんとん拍子に行けた。

ただ、駅から歩いて1分の店に着くのに
なぜか10分もかかってしまった。

理由は、寒さのせい?でスマホが起動しなくなり
グーグルマップに頼れなくなったからだ。

ようやく着いた店の前で写真をパチリ。
店に着く前から、乗り換えごとに電車の写真を撮ったりして、
まるで遠足気分だった。

町屋を改装した和風モダンなお店。
通された席からは坪庭が見える。
おしゃれ。そして店員さんの接客態度もいい。

「何とも言えない上品な香りがしますね」と
オードトワレを褒めてもらえて
思わず上機嫌になる(笑)

めったに一人で外食をしないので、ちょっと興奮気味。

どこを撮っても絵になる店の様子を撮影するのに
飽きなかった。

味も雰囲気もばっちりで、本当にくつろぐことができたけど、
ただ、トレーに乗っているファンシーな食事のほとんどが
スイーツだ。

アフタヌーンティーだから当然なのだけど、
本音を言うと、もう少しおかずというか、主食になるものを
食べたくなった。

結局、私はおしゃれなスイーツより、ガッツリ定食の方が
得意みたいだ。

店に1時間半ほど居て、他のご婦人のグループが
引き上げるのに追随して私も店を出た。

帰りは同じ道をたどればいいのだから、気楽に考えていたが
また迷った。

地下鉄の案内表示がわかりづらく、乗り継ぎの度に
インターフォンを押して、駅員さんに教えてもらう始末だった。

大丈夫。聞くは一時の恥だ。

時間に追われていないと、少々迷っても全然気にならない。
そこで、階段を後ろ向きに降りようとする手押し車のお婆さんに
遭遇した。

めちゃくちゃ危ない気がしたので、思わず行って
手押し車を受け取り、下に抱えて降ろした。

お婆さんは、なんだかとても感謝してくれたし
「何もあげるものが無いんよ」とカバンをごそごそしながら
お礼ができないのをすまながっているようだった。

そんなの全然いいのに。

そして「お婆さんが死んだから、これから警察に行く」と
よくわからない説明を繰り返していた。

すぐに、ヘルパーのような若者が二人、どこからともなく現れて、
お婆さんの面倒を見てくれそうな様子だったので、
後は任せて私は電車のホームへと向かった。

なんとなく、寂しい年の取り方に思えて、
少し悲しい気持ちになった。

家に着いたら、夕方4時を過ぎて、もう日が傾いていた。

冷え切った部屋を暖房で温めて、こたつに足を伸ばしたら
ホッとすると同時に、ちょっと疲れを感じた。

私の小旅行はこうして無事に終わった。

行く時の高揚感は消えて、なんとなくしんみりした気分に
なるのが不思議だった。

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