[記事439] 大切なものを失った時には

年末年始は
なにかと
楽しいイベントが一杯で

気持ちが浮き立つ
こんな時期に

なぜ
わざわざ暗い話を?・・と
思われるかもしれません。

でも
その一方で

大切なものを失って
悲しんでいる人も

この世界のどこかに
必ずおられるのです。

だから、
今日は
そんなお話をします。

奈良県からオンライン・カウンセリングをお届けする
ADOです。

例えば
失恋したり

一緒に暮らしていた
家族やペットとお別れしたり
生きていれば
何度となくそういう喪失感と
向き合うことになりますよね。

どんな傷も
時が癒してくれるので

抵抗せず
流れに身を任せていれば
やがて痛みは
消えていきます。

ただ
その時間の経過が
あまりに長く感じられるから

もっと
早く立ち直りたいと
苦しむわけです。

よく
失恋したら

今よりもっと
いい女になって
相手を見返せばいい
と、言う人がいますよね。

または
新しいことを始めて
気持ちを切り替えよう!
という
前向きなアドバイス。

その通りにして
うまくいけば
それはもうバッチリです。

ただ
見返すと言っても
その先に
何があるのでしょうか。

見返す相手は
もうここには居ないのに
自分だけが相手を意識しても・・ね。

それと
何か新しいことを
始めるのもいいけど
失恋だけで精一杯な所へ

さらに
何かに挑戦するのは
ちょっと
苦しくないですか?

ペットロスでも
同じことが言えますよね。

私なら
こんな時に
生活を変える努力は
しなくていいと思うのです。

それより
経験からも言えることですが
「慣れ親しんだこと」に
没頭する方が
シンプルで効果があると思います。

私の場合
母が急死した時

そして
16年間一緒に暮らした
愛犬を失った時
受け入れがたい悲しみは
あったけど

そんな時でも
仕事があったお陰で
ずいぶん救われたのです。

なにか新しいことを
見つけに行くより

これまでの習慣を変えず
ただ
目の前のことに
没頭していたら
痛みを和らげることができました。

また
いつも行く
プールやテニス

そこで会う人たちと
普段通りの会話をするうちに
少しずつ
エネルギーが
充電されていったのです。

忘れようと
無理に
思い出の品を捨てることも
しませんでした。

そして今
遺品を見ても懐かしく思い出すだけで
喪失感に苦しむことはありません。

自然に傷が癒えたのだと思います。

だから
あなたも
大切なものを失った時は
居場所を思い出して

そこで
没頭したり
休んだり
してみてください。

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