[記事420] 人は皆平等という幻想

大昔、学校で
「人間は皆平等です」と
習った記憶がありますが

成長する中で
そうでない現実を
知ったものです。

というか
その現実を知らないと
むしろ
幸せからは
遠くなるでしょう。

奈良県天理市で心理セラピストをしている
ADOです。

学校の先生が言いたかったのは
「平等に幸せになる権利がある」
という意味なのでしょう。

まあ、
理想はちょっと置いといて
現実の話をすると
生まれつき
環境に恵まれた人もいれば
そうでない人もいる
ということ。

環境がちがえば
当然その後の成長の仕方にも
ちがいが出ます。

生まれた家の
資産や家柄によって
親の教育方針によって
地域の学校の教育体制によって

または
その人が持って生まれた
資質によっても
ちがいますよね。

あの人は美人だし
性格もいいし
お金持ちだし
頭もいいし
何でも持ってていいなぁ

それに比べて
私はなんにも持ってなくて
なんて不平等なの・・と
嘆いたとしても
いつもと変わらない時間が
流れるだけです。

あなたには
私の気持ちなんてわからない!
と怒りをぶつけたとしても
そうですね。

持っている人に
持たない人の気持ちは
わからないでしょう。

たとえ想像はできても
そっくり同じ気持ちを分かち合うのは
無理ですね。

そう言ってみたからって
得なことは一つもない
それだけは確かです。

初めから格差がある以上
それについて文句を言っても
始まらないからです。

まずは
その不平等を受け入れる

つまり
現実に向き合う覚悟を決めなければ
スタートラインにつくことも
出来ません。

そのうえで
どうしたら
「今よりよい人生」に出来るかを
考えるのです。

無いものねだりするのではなくて
「有るもので何が出来るか」
を考えるんですよ。

ベテラン主婦が
冷蔵庫にあるものだけで
美味しいものが作れるように。

それには
素材のことをよく知らないと
出来ませんよね。

それと同じで
あなたも
今自分が持っている素材を
よく理解してください。

理解が深まるにつれて
いいものが出来ますから。

他の人がラクラク出来ていることが
自分にとっては
難しいと感じるとき。

私には「無いもの」だから無理・・と
あっさり
諦めるべきなのでしょうか?

そこで、です。

自分に有るものを活用して
どうにかする工夫をするのは。

では
具体的にどうやって?

たとえば
貧困な家庭に生まれて
成績はパッとしないし
勉強の仕方もわからない

当然塾に行くお金もなければ
教えてくれる人がいる訳でもない。

そんな状況で
あなたが出来ることは
周りの人を巻き込んで
助けてもらうこと
じゃないでしょうか。

学校の先生に
週に何回かでいいので
補習授業をしてもらうように
頼んでみたり

友達や先輩の
年度遅れでいいから
使わなくなった参考書を
回してもらうように頼んでみたり
・・など。

なんだ、
そんなことぐらいで
現状変えられる?

今もし、
そう思ったのなら
これまで
「この程度」の努力ですら
して来なかったんじゃないでしょうか。

出来ない、出来ない
という人の大半が
いろいろ理屈をつけて
変わる努力をしないからです。

ちょっと考えて
みんなと
同じようなことが出来ないなら

思考の中に
「みんなとは違う方向の努力」
をプラスする。

そうすれば
今より出来ることが増えていき
自分を卑下しなくて済むし
生きづらさも消えていきますよ。

これは
ダイエットでも
パートナー探しでも同じです。

自分の無いものを知る
自分に有るものを理解して
活用する

そして、必要なら
周りの助けを借りる
ぜひ
やってみてくださいね。

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