[記事32] 肝臓に思いやり

あなたは怒りっぽいほうですか?
だったら、肝臓が疲れているサインかもしれません。
肝臓の働きには、大きく分けて3つあります。
1)グリコーゲンの合成と貯蔵。
2)有害物質の解毒と分解。
3)胆汁の合成と分泌。 ひとつの臓器でこれだけの役割ですから、「体内の化学工場」と言われるくらい非常に忙しい臓器なのです。口から入った食べ物は、胃や小腸を通ったあと、必ず肝臓に送られ、3つの働きが行われます。そのとき、門脈という血管を通して下から上に吸い込むように取り込むので、「上昇志向の臓器」とも考えられます。
調子のいいときは、未来の目標に向けてどんどん進んで行けるのですが、疲れてくると、自分の行く手を邪魔されていると思い腹を立ててしまいます。
忙しい肝臓は、うまく休むことができないのでストレスを溜めやすい臓器なのです。肝臓が疲れるからイライラするのもありますが、逆にイライラを抑えて肝臓をいたわることもできます。
たとえば、イヤなことがあったとき自分の都合のいいように解釈を変えてみる。
・雨が降った➡ラッキーなことがある
・雑音が気になる➡集中力が高まる
・赤信号につかまった➡いい出会いがある
といった具合に。
根拠はないけれど、都合よく解釈すれば、イライラは収まります。または、条件設定のスイッチを決めるという方法もあります。
・腹が立った➡肩をさわると怒りが和らぐ
これは、普段から肩をさわったときに「嬉しかった出来事」などをインプットしておくといざと言うときに使えます。
このように、感情の面から忙しい肝臓に思いやりのある働きかけをしてみましょう。

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