[記事176] みんながそう言うから

奈良県天理市から発信しています。
コアマインド開放
心理セラピストのADOです。

わたしは
一見
スゴクしっかり者に見えるらしいですが

実は
慌て者で
忘れ物が多く
失くしものが多いです。

自分でも
それをよくわかっているので
細心の注意を
払っているつもりなのですが

喉元を過ぎると
また
同じことをやってしまいます。

今回は
マイナンバーカードでした。

ひと月前に更新したあと
いつも入れておく場所に
入れておいたはずが
見当たらない！

まさか～～💦
と、思いながら
他に入っていそうな場所
カバンの内ポケットなど
さんざん
探してみたけど
出てこない…

仕方がないので
探すのをあきらめて
市役所へ再発行に行きました。

次男に
「マイナンバーカード失くしちゃって」
と、話したら
「あ～、オレも失くしたから再発行したよ」
と、悪びれもせずに言っていました・・・

このDNAは
こうやって受け継がれていくのでしょう(*_*;

それはさておき
今日のテーマは「みんながそう言うから」

あなたには
こんな経験ありませんか？

お昼休みに
外でランチしようとして
「あー、なんでもいいわ。みんなと同じもの」
と、安易にメニューを決めること。

それは
人と違うものを頼んだら
それだけ時間がかかるから
という理由で同じものを頼む場合も
ありますが

別に
なんでもいいし
考えるのが面倒だから
という場合もあったりしません？

または
話題になった映画やテレビ番組
特に見たいわけでもないけど
話題に取り残されないように
とりあえず見ておくか…

実は、
これらの行動には
ある心理が働いています。

そして
その心理の裏には
陥りやすい落とし穴が
隠されているのです。

「社会的比較理論」
以前のブログでも
お話したことがありますよね？

人は
自分と同じ、または似た立場の
人との比較によって
判断しようとする

つまり
周りを見て決めたがる
ということです。

これは
とっても合理的な考え方で
自分があまり興味のないことに対して
多大な時間をかけるのを
避けるための行動です。

だから
ランチのメニューを決めるときに
周りに合わせるのも
その表れなんですね。

他にも
話題の映画やテレビ番組を観たり
ベストセラーの本を読んだりするのも
同じ理論から来ています。

とりあえず
一位だから
人気があるから
面白いはず
いい作品のはず

そう考えて
周りの人の判断に
任せているのです。

この心理は
うまく商売にも利用されていて

たとえば
コンビニで
入り口付近に
雑誌や漫画のコーナーがあるのは
立ち読み客が
集まることを見込んで

外から見たときに
その店が流行っているように
見せるため。

カフェに行って
窓側の席を勧められるのも
同じ理由ですね。

人が多い
流行っている
と、見ると
自分もそこに行こう
と、考える心理をついているのです。

ですが
この心理の落とし穴は
自分で考えることを
放棄してしまうことです。

迷ったときには
すぐに
周りを見渡して
自分と似た人はいないか

そして
その人たちは
なにを選択しているか
どんな行動をとっているか
それを確認してから
行動しようとします。

これが習慣化すると
自分が
本当はなにをしたいのかが
わからなくなるのです。

自分のしたいことが
わからないので
周りを見て決める

そして
それでうまくいかないと
周りの責任だと思ってしまう

こういう落とし穴です。

ここにはまってしまうと
本当の問題解決ができなくなるので

結局
悩むのは自分なのです。
ね　(^_-)-☆

誰でも陥りやすい落とし穴に
注意しましょうね

自分の感覚を大切にしましょう！

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