[記事95] 思考の変化

歳を重ねるごとに
好みは変化しますよね。
例えば、
食べ物なら 子どもの頃には
何が美味しいのかわからなかった
なすの煮つけが 大人になって
とても美味しく感じられる
とか 食の好みだけでなく
服の好みや
嗜好品なども
同じ人であっても
子どもの時と大人になってからとでは
違ってくるものです。 
「大人」と一括りに言っても
20代と30代、40代..と
年齢が変われば
やはり嗜好も
変わっていくように感じます。 
まず
見た目が変わりますよね。 それに従って似合う色も微妙に変わるし 身に着けたいものが
変わります。 
同時に
人を見る目も
変わると、わたしは思います。 
若いころは
いい、悪い、や
好き、嫌い、がはっきりしていて 
悪いと感じるものは
よせつけない。 
嫌いなら
遠ざけようとする 
自分にとって
必要と感じなければ
つき合いたいとも思わない。  そういう態度で接していたのですが、 
今では、 
その境界が少しぼやけてきたというか キャパシティが広くなったような そんな気がしています。 
よく言えば
角が取れてきた
器が少し大きくなったそういうことかもしれません。 
その人の中の
弱さみたいなものを
見つけた時に 
その人格に
厚みが増したように感じる。 
どうして
そこに弱さが存在するのか 
その理由が知りたくなって
興味が増す。 
というような 
若いころには
考えられなかった思考が
できるようになるのです。 
それは自分の中の弱さを 自覚する辺りから
始まるのかもしれません。 
正しい、間違っている、の
固定概念だけで
ものを見てしまうと 
人の魅力を理解するのは
むずかしいと思います。 
「やさしい」の裏には「優柔不断さ」があり、 「行動力がある」の裏には「冷淡さ」がある。 また その逆も言えるわけで
人には
必ず表裏があって その片方だけを見ていても本当のその人はわからないし、 その人の魅力もわからないと、思うのです。 
そうやって 
人間観察を楽しめるのが 大人の特権だな
と、思っています。 
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あど@心理セラピスト (id:ado-therapy) 

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